COLUMNコラム
-2024.02.19天雷无妄
立春、旧暦の新年を迎え
本格的な春を迎える雨水の候
私たちは自然につつまれる事無くしては生きてはいけない
四季を感じとるだけの
ゆとりのある心が
新しい発想を生み出し
周囲の人をあたたかく包み込み
恭しい謙虚な己を形成していく
大地は全てを受け入れ
生命の恵みを育んでくださる
生命はその大地と共に在ることで
時を営むことが成立する
実際の生活では
そのような大切なことと向き合うより
目先の恐怖回避の思考の連続へ陥りやすい
天雷无妄
自然の大切な教えに則し生きていく事が人生の道標
会社という掛け替えの無い存在を通じて
大切なことの探求をこれからも続けていきます。
COLUMNその他のコラム
-
蓮の花 -COLUMN-2024.07.06
蓮の花は きれいな水の中や 普通の土からは育たない 泥々に濁った水の中から 綺麗な花を咲かせ そして実をつける まるで現世を生き抜いている 人々の例えかのように思います 泥の中のような 様々なことが起きるこの世の中で 心の花を一心に咲かせる 人間の一生は ちょうど橋のようなもので 生を受けてから 死へ向け 架かっている橋を 一歩一歩渡っていく 自分らしい姿形をした 他人と比べるものでは無い 一輪の美しい花を 心の花を咲かせるために 今日から小暑 蓮の花を観るたびに 自分の心に秘めた 大輪となる蕾に 問いかけてみたいと思います Innovation Design Co,.Ltd. Taro Ishizeki
-
陽極まる -COLUMN-2024.06.21
一年の中で季節がしっかりと「変化」を表現してくれる 春分・秋分・冬至と そして本日迎えた夏至 この「四季」というものは 変わらないようで変わっている 昨今春と秋が短くなった もしくは無くなったとさえ言われる四季において 宇宙視点から観ると地球の自転軸の歳差運動から見える星の位置も 微妙に少しずつ変わっており 更にポールシフトまで大きく変わりつつある これは環境問題・社会課題などのようなことが 引き起こしていることも勿論 宇宙レベルの自然の摂理ということでしか無い 自然の現象 その中で私たちはひととして 生命体として 何を大切にしていくことが大切なのでしょうか 通常暮らしている状況のひとから発せられる光子は 1秒間に20の光子を発しますが 愛と慈しみの気持ちを他生命体に送るひとは 1秒間に100,000もの光子を放出する (ドイツ カッセル大学) ひとは思いやりの心をもつことで そのひと自身が輝くということが 科学的にも明らかにされています 四季の移り変わりが変化しないものと 考えられる通説の中で 少しずつ四季のあり方が変わっている摂理の中 ひとは ひとという生命体でありながら どのような変化をしていくことが必要なのか 考えさせられます 陽極まれり この瞬間から自然界は秋分・冬至に向け 季節はただただ変化していきます 少しずつかわりゆく自然と共に 少しずつ己も変化 進化していきたいものです Innovation Design Co,.Ltd. Taro Ishizeki
-
恵み -COLUMN-2024.06.05
これからの時期は 体内に取り入れる生命たちが本格的に育ち 豊かになっていく時期 その声や成長をしっかりと感じていきたいと思います 田んぼに植えた稲などは種子から芽が出始め 天からの恵みでもある雨が増え 自然の浄化作用が 夏を迎える前に着々と進んでいく そしてジメジメとする時期でもあり 生きるものは体調変化、崩しやすくなりますが こういった時期に、また免疫力・潜在的な対応力を養う時期ともなる 自然界は不要な動きは一切なく 必要なこと、そして 因果から伴う動きのみが活発に進んでいく 不要なことは変化という道によって衰退させていく 今地球では社会・環境問題が取り沙汰されていますが 根本的な地球磁場変動も同時に起きている昨今 春や秋の季節が短くもなり 生命は変化適応力が求められる そんな自然界からのメッセージであると 同時に感じています 芒種 陽の光 天からの恵の雨 浄化の雨 大地の生きとし生けるもの がより活発に育まれ成長変化を遂げていく この重要な時節において しっかりと自然の声を聞いていきます Innovation Design Co,.Ltd. Taro Ishizeki
-
人が創る -COLUMN-2024.05.05
人が作り出すものは究極無くても生きてはいける 人が創り出せない世界が生命や自然を創り出し支えている 然し乍ら、かくいう私も人が作り出すもののおかげで生活が成り立っています。 文明開化によって今の私があり、今の世の中で暮らしています。 だからこそ 人が創り出すものは 自然界に即した、より近しいものをと 考え、思い、感じていく中で 大切なものほど、かたちとして理解できる物質的なものでは無く 見えないものに人を真の幸せに直結させるものがあると深く感じています。 本来人が創り出せるものは唯物的なものでは無く 「繋ぐ」という調和・協調・中和精神があると思うようになりました。 人が生まれし生きていく中で成しえる使命とも それを毎日、毎日問うことで より自然と渾然一体に近づいていっていると思う日々を迎えています。 今日から立夏ですね より陽が極まりしこれからの時期に 自然が奏でる移り変わりを体感していきたいと思います。 Innovation Design Co,.Ltd. Taro Ishizeki
-
水 -COLUMN-2024.04.19
生きていく上で「水」は無くてはならないものであり 生きていく上で「水」は大変手本になるものでもあり 然し乍ら 命を奪う存在でもある ご存知の通り人間の体の70%以上は水分でできており 上善如水 老子道徳経の中で語られている 器により形を変えることが柔軟にでき 争うことも無く、皆が嫌がる下へ下へと身を移す 全て水に流せる水 そのような水を どれだけ想い 意識しながら尊い存在と感じられているだろうか 私達の生活の中で 一日でも摂取しない日は無い その尊い水は天から舞い降りてくる 天にも感謝し 雨に感謝をするそんな時候 穀雨 いきとしいけるもの全てを育てを養ってくれる雨に こころから感謝を伝えられる季節となりました