COLUMNコラム
-2024.09.22中
徳川家康の遺訓である
「及ばざるは過ぎたるより勝れり」
この遺訓は論語の
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」からきていますが、
何事もやり過ぎるのは及ばないことと同様であり
更にいうとは及ばない方がまだ良い
という意
何事も「ほどほど」が最善であり
やり過ぎは行き過ぎてしまうことから最善、善ではなくなるという教えであると心得ています
自身が最善を尽くしすぎると外の少しの及ばざるが許せなくなってくる
その状況は決して健全とはいえなくなっていく
日本には古のことばより沢山の教えがまた受け継がれています
論語でいう中庸
仏教でいう中道
神道でいう中極
過不足の無いそして偏りの無い道を歩んでいきたいものです
秋分
今日は太陽が真東から昇り、
真西に沈む
昼と夜の時間が殆ど同じであり、
今日を境に夜が長くなっていきます
この秋分という時を感じながら
ご先祖様に感謝し
自身の在り方も見つめ直していきます
Innovation Design Co,.Ltd.
Taro Ishizeki
COLUMNその他のコラム
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自覚 -COLUMN-2025.01.20
露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢 有名な豊臣秀吉の辞世の句ですが 大いに充実した人生を送ったと思しき人物でさえ 一生は短く、まるで夜露のように儚い人生だったと 言い残しています 人の一生は 重荷を背負うて 遠き道をいくが如し 急ぐ可らず 同じく天下を統一し、260年以上もの永きにわたる江戸幕府を打ち立てた 徳川家康の句 人生とは結局苦難を乗り越え、乗り切っていくことが 人生であると言い残しています 先人の言葉から、私達は人生とは何かを 自覚していくことが必要なのかもしれません 何のために どのようにいきていくのか 本日は大寒 冒頭からいきなりの展開ではありましたが 年が明け、一年の中でも尤も寒さ厳しいこの時だからこそ 更に心を引き締め一年をスタートさせていきたいですね 次回は立春 春はもうすぐそこまできていることに 心はまたどう反応していくのか 心の在り方を常に問いていきたいと思います Innovation Design Co,.Ltd. Taro Ishizeki
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小寒 -COLUMN-2025.01.05
あけましておめでとうございます 昨年年末には横浜haishop cafeの閉店におきまして たくさんの方々からご支援を賜りましたこと この場をかりまして改めまして感謝御礼を申し上げます 会社をより身軽に 自分たちのやるべきことを更に明確に研ぎ澄まし 本年も前進していきたいと考えております 更に執着を手放すべく 身軽になっていくことに努めていく所存です 夥しい富あり 黄金あり 食物ある人が ひとり美味しいものを食べるならば これは破滅への門である 己のことだけを考え 損得利益のみの追求、繁栄だけを求め 一時的には栄耀栄華を極めても 最終的には破滅の道を辿ることが 歴史を遡ればわかります どんなに栄えている文明であっても 環境対策から目を背け 他の地域との調整や 助け合いが無かったが故に 最終的には自業自得によって 滅びてしまう 今だからこそ様々なことを手放し 今一度大切なことをシンプルに追い求め 足元を固めていきたいと考えております 本日は小寒 寒さ厳しい日が続きますが この寒さを皆で手を取り合いあたたかく耐え凌ぎ 人間味あふれる企業にしていくことを 改めて誓い申し上げます Innovation Design Co,.Ltd. Taro Ishizeki
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一陽来復 -COLUMN-2024.12.21
本日は冬至 陰極まり陽に転じ 自然界では 本日を境に日照時間が長くなっていきます この世界には変化しないことは 何ひとつとしてありません その全ての答えを自然界が教えてくれています 本年の元旦1月1日は石川県能登地震で たくさんの尊い命が絶たれたことは未だ記憶に新しいですが 自然界は待ったなしでいつも私達にメッセージを送ってきます その自然界と中和し いきていかなければならないのがまた人類 生きとし生けるものの運命 太極の陰陽2つが重なりて 無極となり 無極はひとつへと帰する道となる 一陽来復 陽に転じし本日 また深く探究をしていきたいと思います これからが寒さの本番 お身体にはくれぐれも気をつけて 新年をお迎えくださいませ 本年もありがとうございました Innovation Design Co,.Ltd. Taro Ishizeki
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こころ -COLUMN-2024.12.07
心は川の流れに似ている 留まることがなく、生じるとすぐに消える 心は風に似ている 遠くに行き捉えられず姿を見せない 心は稲妻に似ている すぐに消えてひと時も止まらない 心は猿に似ている いつももの欲しげで悪さばかりをする 心は画家に似ている さまざまな業を描き出す 「大宝積経」 心はいつも捉えどころがない 捉えどころは無いが 芯は自らがつくることができる それは「心の解決」 人は己の心の解決をするために いきているのかも知れません 今日は大雪 冬本番となるこの時期に 心を堅固にする想いを少し考えてみました 新しい年を迎えるまであと僅かです いつも当たり前では無い 体と心の健康に感謝し 本日も過ごしていきたいと思います Innovation Design Co,.Ltd. Taro Ishizeki
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堅固 -COLUMN-2024.11.07
春のそよ風は人の心を和ませ 雷鳴や稲光は人の心を戒め 霜や露は人の心を引き締め 冷たい水や雪は人の心を堅固にする 私たち人間は自然から学ぶことばかり 今 そして未来に対する 不安や恐怖より 日々何かに追われるように 生活をしている心は いずれ何も感じなくなってしまうことこそが 恐ろしいと感じています 昇る朝日に感謝して 浮かぶ星月尊びて 支えし大地を敬いて 木々は栄えし喜ばん 踊るる風を楽しみて 澄み入る水をただ念う 毎日当たり前のように在ることは 奇跡の連続であり いつも大切に 大切に 感謝を心から伝えてていきたいと思います 本日から立冬 陽は極まり これから一陽来復冬至まで 心を引き締め そして堅固にしていきたいと思います Innovation Design Taro Ishizeki