COLUMNコラム
-2024.04.04清明
清浄明潔
清々しく、明るく 美しく
本格的な春の訪れと共に迎えた清明の候。
今年は大きな地震が頻繁に日本各地で起こっています。
人が
天や大地に与えている影響はどのようなことがあるか
人が
その空気中に発している意識はどのような影響を齎しているか
考え深いものがあります。
2021年に発行されたユニセフによる「子供の幸福度調査」において
OECD(経済協力開発機構)またはEU(欧州連合)に加盟する38ヶ国の中で
日本は「身体的健康度」が1位であったのに対し、
「精神的健康度」は37位とワースト2位という結果となっています。
15歳から24歳までの自殺率も先進国でワースト1位と
今この瞬間から大切にしていくことは
「物質的豊かさ」「経済的豊かさ」も大切ですが
同様に「精神的豊かさ」を追求することを
考え行動をしていかなければならい と。
「経済」とは経世済民の略であり、
人々が心から救われる本質を説いていきたいと思います。
そこには
清々しく、明るく 美しい精神を
一企業として、皆で研鑽していきます。
お客様や取引先様から
「みなさん明るいですね」
「気持ち良いですね」
と
いつも合言葉のように言っていただけることが何よりの財産であり、
この影響の輪を地道にたくさんの人たちに広げていきます。
COLUMNその他のコラム
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こころ -COLUMN-2024.12.07
心は川の流れに似ている 留まることがなく、生じるとすぐに消える 心は風に似ている 遠くに行き捉えられず姿を見せない 心は稲妻に似ている すぐに消えてひと時も止まらない 心は猿に似ている いつももの欲しげで悪さばかりをする 心は画家に似ている さまざまな業を描き出す 「大宝積経」 心はいつも捉えどころがない 捉えどころは無いが 芯は自らがつくることができる それは「心の解決」 人は己の心の解決をするために いきているのかも知れません 今日は大雪 冬本番となるこの時期に 心を堅固にする想いを少し考えてみました 新しい年を迎えるまであと僅かです いつも当たり前では無い 体と心の健康に感謝し 本日も過ごしていきたいと思います Innovation Design Co,.Ltd. Taro Ishizeki
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堅固 -COLUMN-2024.11.07
春のそよ風は人の心を和ませ 雷鳴や稲光は人の心を戒め 霜や露は人の心を引き締め 冷たい水や雪は人の心を堅固にする 私たち人間は自然から学ぶことばかり 今 そして未来に対する 不安や恐怖より 日々何かに追われるように 生活をしている心は いずれ何も感じなくなってしまうことこそが 恐ろしいと感じています 昇る朝日に感謝して 浮かぶ星月尊びて 支えし大地を敬いて 木々は栄えし喜ばん 踊るる風を楽しみて 澄み入る水をただ念う 毎日当たり前のように在ることは 奇跡の連続であり いつも大切に 大切に 感謝を心から伝えてていきたいと思います 本日から立冬 陽は極まり これから一陽来復冬至まで 心を引き締め そして堅固にしていきたいと思います Innovation Design Taro Ishizeki
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粋 -COLUMN-2024.10.08
立派とはどのような人のことか 権力が意のまま 業突く張りからなる 必要以上の益を得る 生殺与奪の権を握る それらはいくらあっても 他人の心は掌握できない さりげない 見返りを求めない 思いやりがある人 それを 粋 と表現する 粋な人 この度10月には 会社が15年目に入ることが できたこと 人で例えるなら まだまだこれからの時 子曰く 吾十有五にして学に志す まだまだ学び足りず実践では経験を積み そしてまだまだ学ぶ時 粋な人を生み出し 粋な会社を目指し 粋な社会をつくる為に 奔走していく所存です 本日は寒露 寒さが本格的に始まるこの時候 身体も心も強張ることに気をつけ 近視眼的なことに拘ることなく 大所高所の心を待ち合わせ 四季を過ごして参りたいと思います Innovation Design Co,.Ltd. Taro Ishizeki
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中 -COLUMN-2024.09.22
徳川家康の遺訓である 「及ばざるは過ぎたるより勝れり」 この遺訓は論語の 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」からきていますが、 何事もやり過ぎるのは及ばないことと同様であり 更にいうとは及ばない方がまだ良い という意 何事も「ほどほど」が最善であり やり過ぎは行き過ぎてしまうことから最善、善ではなくなるという教えであると心得ています 自身が最善を尽くしすぎると外の少しの及ばざるが許せなくなってくる その状況は決して健全とはいえなくなっていく 日本には古のことばより沢山の教えがまた受け継がれています 論語でいう中庸 仏教でいう中道 神道でいう中極 過不足の無いそして偏りの無い道を歩んでいきたいものです 秋分 今日は太陽が真東から昇り、 真西に沈む 昼と夜の時間が殆ど同じであり、 今日を境に夜が長くなっていきます この秋分という時を感じながら ご先祖様に感謝し 自身の在り方も見つめ直していきます Innovation Design Co,.Ltd. Taro Ishizeki
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六根 -COLUMN-2024.09.07
大きな台風も過ぎ去り これから本格的な季節の移り変わりを感じられる気候の日が増え、秋の本格的な到来を感じる今日この頃に白露を迎えました 九月九日は重陽の節句を控え 食欲の秋を迎えるこの時に 身体を労わるということを 改めて考えてみたいと思います 私たちの会社では「食」事業を営んでおりますが 正直私たちより 美味しいお店や設えが素晴らしいサービスのお店は 星の数ほどあると思っています その中で私たちは 私たちの提供する食は 「食した後に体が気持ち良くなる」という 目、鼻、舌、食感の想像以上の欲求を満たすことには 不向きな食ですが、 身体がほっとする 身体全体が求めている 目、耳、鼻、口、触感、心の六根を満たすもの 生きていく上で大切な六根を より研ぎ澄ませていただける食を選び 提供することを皆で探求し努めています 改めまして本日は白露 外部要因(猛暑)、 そして 内部から整えることができる身体を 少し立ち止まって 大きく深呼吸をして お風呂に浸かって 身体に感謝する時を 少しでも増やしてみたいと思います Innovation Design Co,.Ltd. Taro Ishizeki